BtoB と BtoC と BtoG
『BtoB』と『BtoC』と『BtoG』とは…。
企業間取引(きぎょうかんとりひき、英: business-to-business、B2B、BtoB)とは、製造業者(メーカー)と卸売間、または卸売と小売間など、企業の間での商取引のこと。関連する概念に企業対政府間取引(business-to-government、B2G、BtoG)があり、対義語は企業対消費者間取引(business-to-consumer、B2C、BtoC)となる。
B2B取引の規模は、B2C取引のそれよりも遥かに大きい。この主たる理由は、典型的なサプライチェーンの中で、部品材料や原材料を扱うB2B取引が多数存在するが、一方、B2C取引はたった一つしかない、つまり、最終製品を最終消費者に販売するだけだからである。例えば、自動車メーカーは自動車の製造のため、タイヤ、前面ガラスの原材料となるガラス、ゴムホースをそれぞれの製造業者から購入するなど、複数回のB2B取引を行う。最終取引、すなわち完成した車を消費者に売るというのは、一回切りのB2C取引である。
「B2B」という用語はまた、コミュニケーションとコラボレーションの文脈でも用いられることがある。多くの企業とそのビジネスにおいて、今やソーシャルメディアは消費者との接点を得るため、B2C取引の一環として、利用されている。しかしながら企業内部でも同様の手段を利用しており、このことから従業員間での相互交流も可能となっている。このような従業員間のコミュニケーションが生まれるときに、これを「B2Bコミュニケーション」と呼ぶ場合もある。
Wikipedia:企業間取引
長々として分かりづらいかもしれませんが、実は内容は意外とシンプルです。
それぞれのアルファベットは、B:Business(企業)、C:Customer(消費者)、G:Government(政府)を表します。
なので、『BtoB』を和訳すると「企業から企業へ」、つまり「企業間取引」となります。
同じように『BtoC』は「企業から消費者へ」、つまり「企業対消費者取引」となり、『BtoG』は「企業から政府へ」、つまり「企業対政府間取引」となります。
これに関しては、単純に「取引」となっているので、どのような業種でも使われるビジネス用語となっています。
また、『○to○』の「to」は、「to」と「two」が同じ読みであることから「2」と略されることもあります。(例:B2B、B2C)
では実際に『BtoB』や『BtoC』などがどのように使われるかと言うと…。
「当社はBtoBをメインに商売をしている会社です。」「BtoCの肝はニーズにマッチした広報だ!」などです。
基本的に難しく考えずに、上記のアルファベットの意味を知っておき、「誰が誰に」という点を理解していれば、そんなに難しいビジネス用語ではありません。
最近ではこれ以外にも似たような『○to○』が出てきていますので、次のページで紹介します。