経済

ちゃんと理解してますか?円安と円高!意外と間違えている円相場に関すること

「いくらになったら円安じゃなくなるの?」

まずは説明に入る前に、記事タイトルの「円相場」について知っておきましょう。

円相場(えんそうば)は、円に対する外貨の相対的価値(為替レート)のこと。通常は外貨1単位に相当する円貨額で表示する(通貨や市場によっては別の慣行もある)。

特に、米ドルやユーロとの比較によって示され、その中でも、米ドルに対する円の相対価値を示すことがある。

国際市場において、日本の通貨である円の相対的価値が過去のレートや政治の目的など、何らかの意味で基準とみなされる水準よりも高い状態を「円高」、逆に、低い水準であるとき「円安」という。

wikipedia:円相場

もっとわかりやすく言えば、「ある日時から円がドルなど外貨に対して、価値が下がったら円安。価値が高くなったら円高。」ということです。

ですので、「いくらになったら円安じゃなくなるの?」という質問はちょっとズレています。

この質問の答えとしては、「2023年1月1日のドル円の約131円を基準とした場合、今の約146円からこの約131円になれば、円安ではなくなる。」ということになります。

つまり「いつ時点から」という比較する地点が見えてないと、「円安」なのか「円高」なのかの判断ができない訳です。

では、突然ですが次の話題に行く前に、問題です!

「1ドル100円」と「1ドル120円」はどちらが「円安」だと思いますか?

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