1day,2dayと呼ばれる短期インターンシップ
まず、『インターンシップ』をより気軽に来れるようにと、最近増えてきた『1day,2day』と呼ばれる短期インターンシップです。
とにかく、「うちのことを知ってもらいたい!」と考えている企業や組織が実施しています。
短期間なので非常に参加しやすく、企業説明会や企業訪問、会社案内などの延長上のような感覚で参加できます。
また、短期間とはいえ、企業や組織に自分を知ってもらう良い機会であることに変わりはなく、多くの企業や組織の内情や社風を知ることも出来ます。
デメリットは、短期間であるが故に、企業や組織の良い部分だけを見てしまい、イメージと実際に就職した際との差が大きく、ミスマッチが起きやすい点でしょう。
3日間から1週間のベーシックなインターンシップ
次に、3日間から1週間のベーシックなタイプの『インターンシップ』です。
企業や組織により異なりますが、実務的な業務に携わることが多いです。
実務的な業務を自分で体験することで、企業や組織とのミスマッチが起きにくいメリットがあります。
また、企業や組織も同様にインターンシップ参加者の様子を見ることができるため、選考に影響があると言えます。
つまり、実務的な業務に携わるタイプのインターンシップで高評価を得られれば、内定に一歩前進です。
デメリットは、『インターンシップ』中にミスを繰り返したり、適正能力がない点を見抜かれた場合、選考に支障をきたしてしまう点でしょう。
「身構えなくてもいいですよ?」と担当者が言ったとしても、鵜呑みにせずに、企業や組織にとって魅力的な自分に見えるようにある程度の準備や下調べは必要です。
長期間のインターンシップ
最後に、長期間の『インターンシップ』です。
長期と一括りに言っても、1ヵ月であったり、半年であったり、はたまた1年以上という『インターンシップ』も存在します。
このタイプの『インターンシップ』は、その企業や組織が求める人材を本気で見定めようとしています。
実務を通じて基礎社会人力を確認し、実務が出来るスキルを持っているかどうか、あるいは実務経験の中で適応能力があるかどうかなど、基本的に選考前提であることが多いです。
場合によっては、『インターンシップ』への参加が選考の条件である場合も少なくありません。
長期間の『インターンシップ』を実施する企業や組織が求めるものは『即戦力』です。
逆に言えば、このタイプの『インターンシップ』で活躍が出来れば、採用の話を持ちかけられるでしょう。
デメリットは、長期間になればなるほど負担は大きく、学業や私生活に影響が出やすい点でしょう。
また、参加の条件もしっかりと決められている場合が多く、ライバルも必死であるため、事前の準備や下調べは当然のこと、コミュニケーション能力や社会人基礎力の高さが必要になります。